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関西棋院ニュース

昇段のお知らせ

プロ棋士

河英一六段、勝星対象棋戦通算120勝により2022年9月15日付けで七段に昇段。

河英一七段プロフィール

関西棋院第一位決定戦、村川大介九段が挑戦者に

プロ棋士 棋戦情報

 9月7日(水)、「第66期関西棋院第一位決定戦 挑戦者決定戦」村川大介九段湯川光久九段の対局が関西棋院で行われました。

 結果は村川九段が263手までで黒番13目半勝ちし、2期ぶり6度目の関西棋院第一位挑戦手合出場を決めました。

 余正麒第一位に村川大介九段が挑戦する挑戦手合三番勝負の日程は以下の通りです。

≪第1局≫ 9月29日(木)
≪第2局≫ 10月17日(月)
≪第3局≫ 未定

【主  催】山陽新聞社、関西棋院

棋譜はこちらからご覧いただけます(久保勝昭九段の解説付き)

※棋譜をご覧いただくには、無料の対局・観戦専用ソフト(PANDA-EGG)またはスマートフォンアプリ「パンダネット(囲碁)」が必要です。

<PC版>ダウンロードの方法とセットアップについてはこちら

<スマホ>ダウンロードの方法とセットアップについてはこちら

「藤田怜央初段入段記念対局」ライブ配信のお知らせ

ネット中継 プロ棋士

 明日9月2日(金)に行われます「藤田怜央初段入段記念対局」の模様をライブ配信します。(はじめてのライブ配信です)
 先日、王座戦挑戦者に決まったばかりの余正麒八段に対して藤田怜央初段がどのように立ち向かっていくのか、対局者の様子とともにお楽しみください!
 また、同時並行して行われる解説会の様子もご覧いただけます。
 解説者は師匠の星川拓海五段と、藤田初段が通う大阪こども囲碁道場の師範を務める佐田篤史七段のお二人。
 聞き手は大阪こども囲碁道場のOGである三島響初段です。
 藤田初段のことをよく知る三人による解説会、どんな話が飛び出すのか必見です!

 ライブ配信は14時45分開始予定です。(対局開始は15時)
 ご覧になる方はこちらからどうぞ
 ⇒ 関西棋院YOUTUBEチャンネルでご覧いただけます

 【対局者】○余正麒八段-●藤田怜央初段
 【手合割】定先
 【持時間】各1時間(5分前から秒読み)

入段のお知らせ

プロ棋士

藤田怜央(ふじた れお)初段、2022年9月1日付けで入段。
9歳、大阪府大阪市出身。星川拓海五段門下。

藤田怜央初段プロフィール

 

「藤田怜央初段入段記念対局」ネット中継のお知らせ

ネット中継 プロ棋士

 この度、藤田怜央新初段の入段(9月1日付け)に際して、9月2日(金)15時より記念対局を行います。
 お相手は昨日29日に王座戦挑戦者に決まった余正麒八段です。
 藤田初段にとっては、憧れの棋士である余八段の胸を借り、腕試しする絶好の機会となります。
 ぜひともご注目ください。

 【対局者】○余正麒八段-●藤田怜央初段
 【手合割】定先
 【持時間】各1時間(5分前から秒読み)

 

≪ネット中継のお知らせ≫

 当日、対局開始時刻の15時よりネット中継を行いますので対局をお楽しみください。

関西棋院囲碁ネット「まいど!」でご観戦いただけます。

⇒ パソコン・スマホでご覧になる方はこちら(一手ごとの形勢判断やAI評価値もご覧いただけます)

「囲碁ネット中継」のページはこちら(毎週、注目局をお届けしています)

※観戦をお楽しみいただくには、無料の対局・観戦専用ソフト(PANDA-EGG)またはスマートフォンアプリ「パンダネット(囲碁)」が必要です。

<PC版>ダウンロードの方法とセットアップについてはこちら

<スマホ>ダウンロードの方法とセットアップについてはこちら

余正麒八段が王座戦挑戦者に

プロ棋士 棋戦情報

 井山裕太王座への挑戦権を争う「第70期王座戦」の本戦決勝(挑戦者決定戦)、芝野虎丸九段余正麒八段戦が8月29日(月)に日本棋院東京本院(東京都千代田区)で行われました。
 結果は191手までで余八段が黒番中押し勝ちを収め、挑戦権を獲得しました。

 余八段の七大タイトル挑戦は今年行われた「第60期十段戦」に続き4度目、王座戦においては「第64期王座戦」以来6期ぶりの挑戦となり、初の七大タイトル獲得を目指します。
 井山裕太王座に余正麒八段が挑戦する第70期王座戦挑戦手合五番勝負は、10月21日(金)にグランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で開幕します。

【主  催】日本経済新聞社日本棋院、関西棋院

昇段のお知らせ

プロ棋士

佐藤彰三段、勝星対象棋戦通算50勝により2022年8月25日付けで四段に昇段。

佐藤彰四段プロフィール

昇段のお知らせ

プロ棋士

原正和三段、勝星対象棋戦通算50勝により2022年8月18日付けで四段に昇段。

原正和四段プロフィール

昇段のお知らせ

プロ棋士

坂井健太郎初段、勝星対象棋戦通算30勝により2022年8月18日付けで二段に昇段。

坂井健太郎二段プロフィール

藤田怜央さんが9月1日付けで入段します

お知らせ プロ棋士

 このたび関西棋院は、本年4月5日施行の英才特別採用規定に基づき、第一号の受験者として藤田怜央(ふじたれお)さん(9才・小学3年生)の審査を行った結果、下記経緯を踏まえ合格と判断し準棋士として採用することが決定しました。

 

(プロフィール)

氏  名: 藤田 怜央(ふじた れお)
性  別: 男性
生年月日: 平成25年(2013年)4月25日
出 身 地: 大阪市中央区
師  匠: 星川拓海五段
入 段 日: 2022年9月1日

 

(入段決定までの経緯)

2022年4月5日 英才特別採用規定を施行

採用基準:候補者の将来性を最重視し、関西棋院を代表する棋士による試験碁1局と個人提出の2局、併せて3局の棋譜を賞金ランキングトップ10の棋士により棋譜審査を行い、3分の2以上の推薦と審査役の3分の2以上の賛成により入段を認める。
採用年齢:原則として12歳未満とする。
条  件:入段後は準棋士扱いとし、二段昇段をもって正棋士とする。

※準棋士とは・・・院生制度を経て採用される正棋士との違いとして、対局料(半額)、研修費(なし)、保険加入(なし)などの待遇面において差異がありますが、参加棋戦の制約はなくプロ棋士であるということに変わりありません。

 

2022年7月4日 英才特別採用試験の受験申込
受験申込時プロフィール:元日本棋院関西総本部院生(2020年6月~2022年4月まで在籍)、小学2年生のころからプロ棋士と互先で度々勝つようになる。

 

2022年7月22日 瀬戸大樹八段との試験碁を実施(棋譜は下記参照)、2021年賞金ランキングトップ10の棋士による合否審査開始

審査棋士:村川大介九段結城 聡九段瀬戸大樹八段余 正麒八段佐田篤史七段谷口 徹五段呉 柏毅五段洪 爽義五段辻 篤仁三段田中康湧三段
審査資料:試験碁棋譜、提出棋譜2局

 

2022年7月29日 合否審査終了⇒結果:合格6名、不合格1名、審査辞退3名
合格の主な理由:「実力、将来性ともに申し分ない。終盤での失速が目立つなど課題もあるが9歳という年齢を考えれば間違いなく歴代トップクラス。」
不合格の理由:「才能は別格だが焦らず院生になって棋士を目指す方が本人のためにも良い。」
辞退の理由:「試験碁1局の棋譜、自薦の棋譜2局分では判断材料として少ない。」

 

2022年8月5日 審査辞退者の取り扱いについて、審査役会を開催

※審査役会とは・・・棋士採用に関する決定機関。棋士評議員(棋士の選挙により選ばれる)から2名、常務理事から2名、常務理事会から推薦を受けた5名、計9名の審査役で構成されます。

審査役(9名):遠藤隆博九段太田清道九段苑田勇一九段本田満彦九段川村和憲九段村岡茂行九段榊原史子六段前田 亮六段影山敏之五段

 師匠の星川拓海五段、審査棋士数名も出席し意見交換を行い討議した結果、辞退者3名は白紙委任したものとみなし、他7名中6名が合格と判断したことを3分の2以上の推薦があったものと審査役会は判断。
 また審査役会においては、できるだけ早い時期からプロの世界で研鑽を積んでもらうことが本人の棋力向上においてプラスになるとの意見から全会一致で合格と判断し、藤田怜央さんの準棋士としての入段を認めることを決定しました。
 なお審査の判断材料が少ない、審査辞退者について想定されていなかったなど「英才特別採用規定」に改善の必要性があることを認め、速やかに改定作業を進めることを理事会において決定いたしました。

 

2022年8月17日 藤田怜央新初段入段記者会見

⇒記者会見当日の様子はこちらからご覧いただけます(動画)

 

(入段に関する記録について)

 藤田怜央新初段の入段年齢(9歳4ヶ月、2022年9月1日時点)は、同じく英才特別採用により日本棋院で入段した仲邑菫二段の記録(10歳0ヶ月、2019年入段)を更新する日本国内最年少記録となります。
 また海外においては各国の入段制度に違いがあり一概に比較することは容易ではありませんが、関西棋院で調べた公式記録において韓国の曺薫鉉九段(1962年入段)、中国の常昊九段(1986年入段)がもつ9歳7ヶ月の世界最年少記録を上回る記録であることを確認いたしました。

以上

 

 藤田怜央新初段のこれからの活躍を長い目であたたかく見守っていただけますと幸いです。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

関西棋院

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