吉田美香八段、女流棋士初の通算700勝を達成!
2月10日(水)、「第40期女流本因坊戦」予選決勝(吉田美香八段-水野弘美五段戦)が行われ、吉田美香八段が黒番中押し勝ちを収め公式戦通算700勝目を挙げました。(通算成績=700勝550敗1持碁)
通算700勝は日本国内の女流棋士として初の記録となります。
2021年2月11日
2月10日(水)、「第40期女流本因坊戦」予選決勝(吉田美香八段-水野弘美五段戦)が行われ、吉田美香八段が黒番中押し勝ちを収め公式戦通算700勝目を挙げました。(通算成績=700勝550敗1持碁)
通算700勝は日本国内の女流棋士として初の記録となります。
2021年2月11日
2021年1月29日(金)に開催されました関西棋院賞選考委員会において、関西棋院賞受賞者が以下の通り決定いたしました。
(2020年1月1日から12月31日までの成績を対象に選考)
表彰式は5月に開催を予定しております。
最優秀棋士賞【 1年間で最も活躍した棋士に贈られる 】
・・・余 正麒八段(25歳) 4回目(3年ぶり)
利仙賞(敢闘賞)【 最優秀棋士賞に準ずる賞 】
・・・佐田篤史七段(25歳) 2回目(2年連続)
道玄賞(殊勲賞)【 利仙賞に準ずる賞(対象者は八段以下)】
・・・瀬戸大樹八段(36歳) 8回目(3年ぶり)
新人賞【 六段以下で、26歳未満または入段後3年以内の棋士(再選不可)】
・・・大川拓也二段(19歳)
連勝賞【 1年間(前々年から前年に続く連勝も含む)の最多連勝者 】
・・・余 正麒八段(25歳)22連勝 2回目(7年ぶり)
山野賞【 普及に貢献した棋士に贈られる 】
・・・飛田早紀二段(29歳) 初
永井賞【 30歳未満の優秀棋士に贈られる 】
・・・西 健伸五段(21歳) 2回目(2年ぶり)
吉田賞【 交流対局(国際棋戦含)において、10勝以上の最多勝者に贈られる 】
・・・余 正麒八段(25歳)24勝 6回目(6年連続)
谷口賞【 26歳未満の若手棋士に贈られる激励賞 】※第48回より新設
・・・阿部良希三段(24歳) 初
2021年1月29日
≪2020年賞金ランキング昇段≫
四段から初段の棋士が対象で、2020年の賞金ランキング上位の下記3名が2021年1月1日付けでの昇段となります。
※2020年に勝星により昇段した棋士は対象から外れます。
★洪 爽義 三段、四段に昇段
(2020年賞金ランキングー対象棋士中第一位)
洪爽義四段プロフィール
★西 健伸 四段、五段に昇段
(2020年賞金ランキングー対象棋士中第二位)
西健伸五段プロフィール
★谷口 徹 四段、五段に昇段
(2020年賞金ランキングー対象棋士中第三位)
谷口徹五段プロフィール
2021年1月8日
11月8日(日)、「第46期名人戦 最終予選決勝」余正麒八段と佐田篤史七段の対局が関西棋院で行われました。
結果は余八段が186手までで白番中押し勝ちをおさめ、第43期以来3期ぶり3回目の名人リーグ入りを決めました。
同じくリーグ入りをかけて8月に行われた「第76期本因坊戦 最終予選決勝」では佐田七段(当時四段)に苦杯をなめさせられた余八段が雪辱を果たす形となりました。
節目節目の対局で顔を合わせ因縁めいたものを感じさせる同い年の二人、宿命のライバルともいえる関係はこれからも続いていきそうです。
2020年11月8日
10月2日(金)、第28回関西囲碁将棋記者クラブ賞の表彰式が関西将棋会館(大阪市福島区)で執り行れました。関西棋院からは村川大介九段が囲碁部門で選出され、同じく囲碁部門で特別賞を受賞した仲邑菫初段(日本棋院)、将棋部門で選出された豊島将之竜王と共に表彰されました。
受賞した感想を聞かれた村川九段は
「棋士にとって有名な賞ですが、関西には井山先生がいらっしゃるので自分には縁がないものと思っていました。井山先生は12回も受賞されているのでたまには譲っていただいてもよいかなと、記者の皆様の優しさにより選んでいただき感謝しています。2019年は勝星は多くありませんでしたが、十段のタイトルを獲得するなど自分のキャリアの中でも自己ベストに近い成績を残すことができました。今回受賞することができ光栄に思います。」と語りました。
また同年代の豊島竜王との接点について聞かれた村川九段は、7・8年前に井山三冠と一緒に東京駅にいた際に豊島竜王とばったり出会い、新幹線で3人横に並んで大阪まで帰った話を披露。
豊島竜王は「その時のお二人の様子からお互いに認め合っているのが伺えた」と話しました。
今後の目標を聞かれた村川九段は、直近の目標として国際棋戦である農心杯で結果を残したいと意気込みました。
第一線で戦い続ける村川九段から今後も目が離せません。
2020年10月5日