【訃報】柏原 康人 七段
関西棋院退役棋士の柏原康人七段がご逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
逝去月日
令和5年3月6日
享年
85(満83歳)
追贈八段
※葬儀は近親者のみで執り行われました。
〈略歴〉
柏原 康人(かしはら やすと)
昭和14年(1939年)7月25日生。長崎県出身。鯛中新九段に師事。
昭和33年4月入段、同59年4月六段、平成27年5月引退七段。
2023年3月20日
関西棋院退役棋士の柏原康人七段がご逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
逝去月日
令和5年3月6日
享年
85(満83歳)
追贈八段
※葬儀は近親者のみで執り行われました。
〈略歴〉
柏原 康人(かしはら やすと)
昭和14年(1939年)7月25日生。長崎県出身。鯛中新九段に師事。
昭和33年4月入段、同59年4月六段、平成27年5月引退七段。
2023年3月20日
2月27日(月)、「第19回アジア競技大会」囲碁男子団体戦に出場する男子日本代表5名のうち1名を決める代表予選が日本棋院東京本院(東京都千代田区)で行われました。
結果は、関西棋院棋士として唯一人の出場となった佐田篤史七段が、1回戦で大竹優七段、決勝戦で伊田篤史九段を破り見事予選通過、男子日本代表の内定選手に決定いたしました。
佐田七段コメント
「(代表になれたのは)素直に嬉しいです。昨晩はプレッシャーでよく寝れませんでした…。
今朝、信号待ちしていたら一力さんに声を掛けられて、こんなに強い人が味方になるのかと。そう思ったらリラックスできました。
せっかく日本代表になれたので、しっかり準備して、少しでも良いメダルを獲れるようにがんばりたいです。」
これにより、2022年七大棋戦賞金ランキングを元に事前に選出されている4名を併せた以下5名の男子日本代表選手が出揃いました。
★一力 遼棋聖
★芝野虎丸名人
★井山裕太本因坊
★関航太郎天元
★佐田篤史七段
女子日本代表選手3名は以下の通りです。
★藤沢里菜女流本因坊
★上野愛咲美女流立葵杯
★2月28日の代表予選により決定(牛栄子扇興杯–上野梨紗二段)
「第19回アジア競技大会」は、2023年9月23日(土)~10月8日(日)に中国・杭州市で開催されます。
マインドスポーツ競技の一つとして採用された囲碁は、9月24日(日)~10月3日(火)の期間で、男子個人戦、男子団体戦(5人制)、女子団体戦(3人制)の3種目が行われます。
男子個人戦に2名、男子団体戦には5名(うち2名は男子個人戦にも出場)、女子団体戦には3名の日本を代表するトッププロ棋士がメダル獲得を目指して出場します。
男子個人戦は9月24日(日)~28日(木)の5日間、男子ならびに女子団体戦は9月29日(金)~10月3日(火)の5日間行われます。
⇒詳しくは、一般社団法人全日本囲碁連合のオフィシャルサイトをご覧ください
2023年2月27日
2023年2月3日(金)に開催されました関西棋院賞選考委員会において、関西棋院賞受賞者が以下の通り決定いたしました。
(2022年1月1日から12月31日までの成績を対象に選考)
表彰式は3月17日(金)に開催を予定しております。
最優秀棋士賞【 1年間で最も活躍した棋士に贈られる 】
・・・余 正麒八段(27歳) 6回目(3年連続)
利仙賞(敢闘賞)【 最優秀棋士賞に準ずる賞 】
・・・苑田勇一九段(70歳) 2回目(39年ぶり)
・・・佐田篤史七段(27歳) 4回目(4年連続)
道玄賞(殊勲賞)【 利仙賞に準ずる賞(対象者は八段以下)】
・・・小西和子八段(50歳) 3回目(8年ぶり)
新人賞【 六段以下で、26歳未満または入段後3年以内の棋士(再選不可)】
・・・田中康湧四段(21歳)
連勝賞【 1年間(前々年から前年に続く連勝も含む)の最多連勝者 】
・・・苑田勇一九段(70歳)10連勝 4回目(11年ぶり)
・・・髙嶋湧吾四段(26歳)10連勝 初
・・・田中康湧四段(21歳)10連勝 初
山野賞【 普及に貢献した棋士に贈られる 】
・・・星川拓海五段(39歳) 初
永井賞【 30歳未満の優秀棋士に贈られる 】
・・・西 健伸五段(23歳) 4回目(3年連続)
吉田賞【 交流対局(国際棋戦含)において、10勝以上の最多勝者に贈られる 】
・・・余 正麒八段(27歳)23勝 8回目(8年連続)
谷口賞【 26歳未満の若手棋士に贈られる激励賞 】
・・・辻 篤仁四段(20歳) 初
2023年2月3日
≪2022年低段賞金ランキング昇段≫
2022年の低段賞金ランキング上位の下記3名が2023年1月1日付けで昇段いたしました。
※四段から初段の棋士が対象です。
※2022年に勝星により昇段した棋士は対象から外れます。
★田中康湧三段が四段に昇段
(2022年低段賞金ランキング-対象棋士中第一位)
田中康湧四段プロフィール
★辻 篤仁三段が四段に昇段
(2022年低段賞金ランキング-対象棋士中第二位)
辻 篤仁四段プロフィール
★渡辺寛大二段が三段に昇段
(2022年低段賞金ランキング-対象棋士中第三位)
渡辺寛大三段プロフィール
2023年1月6日
先週11月17日(木)、黄金の椅子と呼ばれるリーグ戦3枠を争う「第48期名人戦 最終予選決勝」3局が一斉に行われました。
関西棋院勢唯一の決勝進出者となった佐田篤史七段は、前期リーグ戦出場者の伊田篤史九段との日本棋院中部総本部(愛知県名古屋市)での対局に臨みました。
両対局者の名前が人偏まで同じということでより注目を集めた対局でしたが、結果は佐田篤史七段が223手までで黒番中押し勝ちをおさめ、初の名人戦リーグ入りを決めました。
総勢9名で争われるリーグ戦は12月8日に開幕し来年8月まで総当たり戦で行われ、優勝者が芝野虎丸名人への挑戦権を獲得します。
関西棋院からは前期リーグで残留を果たした余正麒八段(3期連続5期目)と、佐田篤史七段の2名が臨みます。
【第48期名人戦リーグ出場者】
(序列順)
①井山裕太本因坊
②一力 遼棋聖
③山下敬吾九段
④志田達哉八段
④余 正麒八段
⑥許 家元十段
⑦張 栩九段
⑦富士田明彦七段
⑦佐田篤史七段
2022年11月22日
安東陽向(あんどう ひなた)初段、2022年10月1日付けで入段。
(院生手合で規定の成績を収めたことにより)
18歳、大阪府東大阪市出身。森野節男九段、中野泰宏九段門下。
2022年10月1日
9月29日(木)に行われます「山陽新聞杯 第66期関西棋院第一位決定戦 挑戦手合三番勝負第一局」の対局模様ならびに解説をライブ配信します。(2度目のライブ配信です)
第一位決定戦の挑戦手合10連勝5連覇中と他を寄せ付けない余正麒第一位に挑むのは、言わずと知れた関西棋院を代表する棋士の村川大介九段、熱戦の様子を解説とともにお楽しみください!
解説者は結城聡九段と前田亮六段の兄弟弟子(ともに佐藤直男九段門下)コンビ。
解説の鬼、結城九段のお相手を務める前田六段は、国際的な囲碁普及に努めるなど全棋士から頼られる関西棋院の大黒柱的存在、今回満を持しての登場となります。
棋士が出入りする検討室からお届けします、どうぞお楽しみに!
ライブ配信は9時50分開始予定です。(対局開始は10時、持ち時間は各3時間、昼休憩なし)
ご観戦はこちらからどうぞ
⇒ 関西棋院YOUTUBEチャンネルでご覧いただけます
⇒ 棋譜のみの観戦はこちらから
2022年9月28日