第19回アジア競技大会、佐田篤史七段が男子日本代表の内定選手に
2月27日(月)、「第19回アジア競技大会」囲碁男子団体戦に出場する男子日本代表5名のうち1名を決める代表予選が日本棋院東京本院(東京都千代田区)で行われました。
結果は、関西棋院棋士として唯一人の出場となった佐田篤史七段が、1回戦で大竹優七段、決勝戦で伊田篤史九段を破り見事予選通過、男子日本代表の内定選手に決定いたしました。
佐田七段コメント
「(代表になれたのは)素直に嬉しいです。昨晩はプレッシャーでよく寝れませんでした…。
今朝、信号待ちしていたら一力さんに声を掛けられて、こんなに強い人が味方になるのかと。そう思ったらリラックスできました。
せっかく日本代表になれたので、しっかり準備して、少しでも良いメダルを獲れるようにがんばりたいです。」
これにより、2022年七大棋戦賞金ランキングを元に事前に選出されている4名を併せた以下5名の男子日本代表選手が出揃いました。
★一力 遼棋聖
★芝野虎丸名人
★井山裕太本因坊
★関航太郎天元
★佐田篤史七段
女子日本代表選手3名は以下の通りです。
★藤沢里菜女流本因坊
★上野愛咲美女流立葵杯
★2月28日の代表予選により決定(牛栄子扇興杯–上野梨紗二段)
「第19回アジア競技大会」は、2023年9月23日(土)~10月8日(日)に中国・杭州市で開催されます。
マインドスポーツ競技の一つとして採用された囲碁は、9月24日(日)~10月3日(火)の期間で、男子個人戦、男子団体戦(5人制)、女子団体戦(3人制)の3種目が行われます。
男子個人戦に2名、男子団体戦には5名(うち2名は男子個人戦にも出場)、女子団体戦には3名の日本を代表するトッププロ棋士がメダル獲得を目指して出場します。
男子個人戦は9月24日(日)~28日(木)の5日間、男子ならびに女子団体戦は9月29日(金)~10月3日(火)の5日間行われます。
⇒詳しくは、一般社団法人全日本囲碁連合のオフィシャルサイトをご覧ください
2023年2月27日