佐田篤史七段、初の名人戦リーグ入り
先週11月17日(木)、黄金の椅子と呼ばれるリーグ戦3枠を争う「第48期名人戦 最終予選決勝」3局が一斉に行われました。
関西棋院勢唯一の決勝進出者となった佐田篤史七段は、前期リーグ戦出場者の伊田篤史九段との日本棋院中部総本部(愛知県名古屋市)での対局に臨みました。
両対局者の名前が人偏まで同じということでより注目を集めた対局でしたが、結果は佐田篤史七段が223手までで黒番中押し勝ちをおさめ、初の名人戦リーグ入りを決めました。
総勢9名で争われるリーグ戦は12月8日に開幕し来年8月まで総当たり戦で行われ、優勝者が芝野虎丸名人への挑戦権を獲得します。
関西棋院からは前期リーグで残留を果たした余正麒八段(3期連続5期目)と、佐田篤史七段の2名が臨みます。
【第48期名人戦リーグ出場者】
(序列順)
①井山裕太本因坊
②一力 遼棋聖
③山下敬吾九段
④志田達哉八段
④余 正麒八段
⑥許 家元十段
⑦張 栩九段
⑦富士田明彦七段
⑦佐田篤史七段
2022年11月22日