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関西棋院ニュース

藤田怜央さんが9月1日付けで入段します

お知らせ プロ棋士

 このたび関西棋院は、本年4月5日施行の英才特別採用規定に基づき、第一号の受験者として藤田怜央(ふじたれお)さん(9才・小学3年生)の審査を行った結果、下記経緯を踏まえ合格と判断し準棋士として採用することが決定しました。

 

(プロフィール)

氏  名: 藤田 怜央(ふじた れお)
性  別: 男性
生年月日: 平成25年(2013年)4月25日
出 身 地: 大阪市中央区
師  匠: 星川拓海五段
入 段 日: 2022年9月1日

 

(入段決定までの経緯)

2022年4月5日 英才特別採用規定を施行

採用基準:候補者の将来性を最重視し、関西棋院を代表する棋士による試験碁1局と個人提出の2局、併せて3局の棋譜を賞金ランキングトップ10の棋士により棋譜審査を行い、3分の2以上の推薦と審査役の3分の2以上の賛成により入段を認める。
採用年齢:原則として12歳未満とする。
条  件:入段後は準棋士扱いとし、二段昇段をもって正棋士とする。

※準棋士とは・・・院生制度を経て採用される正棋士との違いとして、対局料(半額)、研修費(なし)、保険加入(なし)などの待遇面において差異がありますが、参加棋戦の制約はなくプロ棋士であるということに変わりありません。

 

2022年7月4日 英才特別採用試験の受験申込
受験申込時プロフィール:元日本棋院関西総本部院生(2020年6月~2022年4月まで在籍)、小学2年生のころからプロ棋士と互先で度々勝つようになる。

 

2022年7月22日 瀬戸大樹八段との試験碁を実施(棋譜は下記参照)、2021年賞金ランキングトップ10の棋士による合否審査開始

審査棋士:村川大介九段結城 聡九段瀬戸大樹八段余 正麒八段佐田篤史七段谷口 徹五段呉 柏毅五段洪 爽義五段辻 篤仁三段田中康湧三段
審査資料:試験碁棋譜、提出棋譜2局

 

2022年7月29日 合否審査終了⇒結果:合格6名、不合格1名、審査辞退3名
合格の主な理由:「実力、将来性ともに申し分ない。終盤での失速が目立つなど課題もあるが9歳という年齢を考えれば間違いなく歴代トップクラス。」
不合格の理由:「才能は別格だが焦らず院生になって棋士を目指す方が本人のためにも良い。」
辞退の理由:「試験碁1局の棋譜、自薦の棋譜2局分では判断材料として少ない。」

 

2022年8月5日 審査辞退者の取り扱いについて、審査役会を開催

※審査役会とは・・・棋士採用に関する決定機関。棋士評議員(棋士の選挙により選ばれる)から2名、常務理事から2名、常務理事会から推薦を受けた5名、計9名の審査役で構成されます。

審査役(9名):遠藤隆博九段太田清道九段苑田勇一九段本田満彦九段川村和憲九段村岡茂行九段榊原史子六段前田 亮六段影山敏之五段

 師匠の星川拓海五段、審査棋士数名も出席し意見交換を行い討議した結果、辞退者3名は白紙委任したものとみなし、他7名中6名が合格と判断したことを3分の2以上の推薦があったものと審査役会は判断。
 また審査役会においては、できるだけ早い時期からプロの世界で研鑽を積んでもらうことが本人の棋力向上においてプラスになるとの意見から全会一致で合格と判断し、藤田怜央さんの準棋士としての入段を認めることを決定しました。
 なお審査の判断材料が少ない、審査辞退者について想定されていなかったなど「英才特別採用規定」に改善の必要性があることを認め、速やかに改定作業を進めることを理事会において決定いたしました。

 

2022年8月17日 藤田怜央新初段入段記者会見

⇒記者会見当日の様子はこちらからご覧いただけます(動画)

 

(入段に関する記録について)

 藤田怜央新初段の入段年齢(9歳4ヶ月、2022年9月1日時点)は、同じく英才特別採用により日本棋院で入段した仲邑菫二段の記録(10歳0ヶ月、2019年入段)を更新する日本国内最年少記録となります。
 また海外においては各国の入段制度に違いがあり一概に比較することは容易ではありませんが、関西棋院で調べた公式記録において韓国の曺薫鉉九段(1962年入段)、中国の常昊九段(1986年入段)がもつ9歳7ヶ月の世界最年少記録を上回る記録であることを確認いたしました。

以上

 

 藤田怜央新初段のこれからの活躍を長い目であたたかく見守っていただけますと幸いです。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

関西棋院




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