全日本囲碁連合、日本オリンピック委員会(JOC)承認団体加盟に関するお知らせ
一般社団法人全日本囲碁連合(Japan Go Federation、略称:JGOF/東京都千代田区、滝裕子会長、武宮陽光副会長、池坊雅史副会長)は、2025年11月13日(木)に開催された公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)の理事会において、当法人がJOC承認団体として、正式に認められましたことをご報告申し上げます。
当法人は国際的に日本囲碁界を代表する唯一の団体として、公益財団法人日本棋院、一般財団法人関西棋院、公益財団法人日本ペア碁協会の三団体を中心に、2019年10月に一般社団法人として発足いたしました。
2023年に開催された「第19回アジア競技大会(中国・杭州)」では、マインドスポーツ競技の一つとして「囲碁」が採用され、男子団体戦・女子団体戦・男子個人戦の三種目が実施されました。その大会に、JOCを通じて当法人から8名の選手(男子5名、女子3名)を派遣し、男子団体戦・女子団体戦の両種目で銅メダルを獲得しました。
直近では当法人から選手を派遣する国際総合競技大会はございませんが、2024年11月26日に開催された第90回OCA(アジア・オリンピック評議会)理事会の議事録において来年開催予定の『第20回アジア競技大会(日本・愛知名古屋)』以降、OCA主催によるeスポーツとマインドスポーツの合同実施が検討されていることが確認されました。「囲碁」および「ペア碁」競技が実施される際には、当法人から代表選手を派遣する予定です。
奈良時代に中国から伝来した後、日本が技術的に発展させ、ルールを体系化して「碁(GO)」として世界に普及してきた「囲碁」と1990年に日本で創案された「ペア碁」。
全日本囲碁連合では、これらを日本の伝統文化であると同時に、世界に通じる「マインドスポーツ」として捉え、今後さらに普及と発展に努めてまいります。そして、長年のライバルである中国・韓国と競い合いながら、JOCや関連団体との連携を深め、文化・スポーツ両面における発展、および国際競技会における成績向上に向けた選手育成により注力してまいります。
今後とも、全日本囲碁連合の活動に対し、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ここにご報告申し上げます。
一般社団法人 全日本囲碁連合
2025年11月14日














