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関西棋院ニュース

「第19回アジア競技大会」日本チームがメダル獲得!

お知らせ 棋戦情報

9月24日から10月3日まで、中国の杭州で行われていた「第19回アジア競技大会」囲碁競技の全日程が終了しました。
日本チームの成績は以下の通りです。

◆男子個人戦◆
一力 遼九段 4位
芝野虎丸九段 ベスト8

個人戦は男子のみの開催となりました。
日本の一力九段、芝野九段はともに予選リーグを突破し8名で争われる本戦トーナメントに進出。
芝野九段は準々決勝で強豪・柯潔九段(中国)に敗れ敗退するも、一力九段が楊鼎新九段(中国)を破りベスト4に進出。
日本・中国・韓国・台湾の選手がそれぞれ勝ち残る展開となりメダルが期待された一力九段でしたが、準決勝で柯潔九段(中国)、3位決定戦で申眞諝九段(韓国)に敗れ、4位という結果に終わりました。

◇男子団体戦◇
日本チーム 3位

◇女子団体戦◇
日本チーム 3位

団体戦は男子が5人制、女子が3人制で行われました。
男女ともに予選リーグを突破し4チームで争われる本戦トーナメントに進出。
女子チームは準決勝で強敵・中国に1勝2敗の惜敗、気持ちを切り替えて臨んだ3位決定戦で中国香港チームに全員勝利の完封勝ちを収め、前回2010年の広州大会ではなしえなかったメダル獲得を果たしました。
男子チームは準決勝で韓国を相手に予選に続き全敗の完封負けを喫し3位決定戦へ。
相手は予選リーグで1勝4敗と完敗した個人戦優勝の許皓鋐九段擁する台湾でしたが、4勝1敗と雪辱を果たす完勝により最低限の目標としていたメダル獲得を果たしました。

※特設ページにて詳細・棋譜をご覧いただけます。

⇒囲碁競技の特設ページはこちら

「第19回アジア競技大会」の囲碁競技はすべて終了いたしました。
クラウドファンディングなどを通して日本チームを応援していただいた皆様に改めて感謝申し上げます。
そして選手派遣の為に棋戦の日程などご調整・ご協力いただいた各棋戦の主催社・関係者の皆様にも感謝申し上げます。

通常棋戦が続く過密日程のなか、体調管理に努め現地での対局に臨んだ選手の皆様、サポート役として現地で選手を支え続けた同行スタッフの皆様もお疲れ様でした。
名人戦、天元戦、女流本因坊戦など今回のチームメンバー同士の組み合わせとなる挑戦手合が控えています。
国内棋戦にも引き続きご注目ください。



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