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関西棋院ニュース

関西囲碁将棋記者クラブ賞、村川九段など表彰

プロ棋士

10月2日(金)、第28回関西囲碁将棋記者クラブ賞の表彰式が関西将棋会館(大阪市福島区)で執り行れました。関西棋院からは村川大介九段が囲碁部門で選出され、同じく囲碁部門で特別賞を受賞した仲邑菫初段(日本棋院)、将棋部門で選出された豊島将之竜王と共に表彰されました。

受賞した感想を聞かれた村川九段は
「棋士にとって有名な賞ですが、関西には井山先生がいらっしゃるので自分には縁がないものと思っていました。井山先生は12回も受賞されているのでたまには譲っていただいてもよいかなと、記者の皆様の優しさにより選んでいただき感謝しています。2019年は勝星は多くありませんでしたが、十段のタイトルを獲得するなど自分のキャリアの中でも自己ベストに近い成績を残すことができました。今回受賞することができ光栄に思います。」と語りました。

また同年代の豊島竜王との接点について聞かれた村川九段は、7・8年前に井山三冠と一緒に東京駅にいた際に豊島竜王とばったり出会い、新幹線で3人横に並んで大阪まで帰った話を披露。
豊島竜王は「その時のお二人の様子からお互いに認め合っているのが伺えた」と話しました。

今後の目標を聞かれた村川九段は、直近の目標として国際棋戦である農心杯で結果を残したいと意気込みました。
第一線で戦い続ける村川九段から今後も目が離せません。

 

 



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